健康って、大事なんだな、とつくづく思っています。
親しい友人の弟さんが、蓄膿症で入院しました。
「なんだぁ、蓄膿症か」と他の友人には言われました。
僕も蓄膿症ってアレルギーや鼻炎の延長線上にあるものだと思っていました。
でも、そんなに簡単なものではないと知りました。
間接的に聴いた話なので、間違いがあるかもしれません。すみません。
蓄膿症とは鼻の奥の方に、膿がたまってしまう病気です。
鼻風邪の際の、細菌感染で起こりうる病気です。
鼻の奥の方ということは、頭の中です。脳みそです。
1週間に2度手術をしたらしいです。
結果、蓄膿症の手術は成功。
でも、頭蓋骨を切り開いての手術だったらしいです。
膿が溜まる、ということは、脳に集まる神経が、膿によって圧迫されるということです。
最悪のケース、全身麻痺になってしまう可能性がある病気です。
幸い、弟さんは今は話せるし、声も聞こえます。
身体も動けるようで、ご飯も食べています。
でも、未だ目が見えないらしいのです。
鼻と目が近いこと。視神経が圧迫されてしまっていたらしく、おそらく回復には2,3ヶ月かかるとのことでした。
「手術の際、視神経に傷がついていなければ。」です。
僕はお医者さんでもなんでもなくて、毎日プープーいいながら暮らしている、社会的には完璧なフリーターなので、これが正しい見解なのか分かりませんが、友人から聞いた話をそのままかいてます。間違い等あったら指摘くださいませ。僕なりに回復の実例を探してはいますが、なかなか見当たらないのですよね。お医者さんの友達でもいればいいのですが。
お医者さんの言うことには、特に右目の視神経には全く問題ない、とのことだったみたいですが、
それでも弟さんは未だ両方の目が見えていません。今、手術終了から2週間が経っています。
友人は毎日落ち込んでみたり、明るく振舞ってみたりしています。
僕はそんな彼にどう接していいか分かりません。いつもどおりです。
そんな中、仕事上の先輩に当たる人のご家族が、事故で大変な状況になっていると連絡をもらいました。すぐに彼も仕事をやすみ、ご家族の下へ行っています。
これから1ヶ月間の仕事もきっときゅうきゅうになり、僕はこういう状況なので、休みがなくてもよいのですが、やっぱり他のスタッフは色々と思うらしく。
こんなときくらい、頑張ればいいのになーと思ってしまうのですが、それは僕が間違いなのですかね。
(他に予定が入ってないからとは言わないですが。大きな展覧会も入ってないし、休みでも基本的にひきこもry...)
ともあれ、健康であることは、何よりも迷惑をかけないということなのだなーと感じました。
病気や怪我をしている方を見るのはそうですが、その方たちを心配している家族や友人を客観的にみると、さらに辛い気持ちになります。誰も心配する人たちとの立ち位置は変わってはあげられないのです。家族ではないから。家族が盲目になってしまうかもしれないという心配や、事故に遭って、今後どうなるかという心配をすることが、どれだけ辛いことかなんて、わかりません。
そりゃぁ僕にだって心配してくれる人は一人くらいはいると思います。たぶん。
心配してくれるであろう人たちを、ほんとに心配させないためにも、周りに迷惑をかけないためにも、健康であるというのは、大事なんだな。と24歳になってようやく気付きました。
これからは頑張って、大嫌いで大嫌いで大嫌いな病院にも行こうと思います。
徹夜するのカコイイ!とか、レッドブルが友達!とか、変なアピールするの良くないですよ。心配するひとはします。
僕の周りには眠らない人が多すぎるよ、ほんとに。
僕が心労で倒れます。そのときはよろしくお願いします。